
ASP
パソコンにソフトウェアを導入する時に今までは、パッケージを買ってパソコンにインストールする、といった流れがほとんどでした。
パソコン1台ならまだしも、たとえば100台とかだったら、お金も労力もかかりますよね。
この悩みを解決してくれたのが「ASP」です。
パッケージを買わず、インストールしなくても良い時代がやってきたのです。
ではそんな気になる「ASP」とは何なのか、これから説明していきます。
ASPの意味
「ASP」とは「アプリケーション サービス プロバイダー」の略称です。
平たく言うとアプリサービスを提供する業者のことです。
利用者は、サービスを提供する業者のサーバにアクセスし、提供されているソフトウェアをネット越しに使うことができます。
提供されているソフトウェアには顧客管理、在庫管理、会計、コンピュータウイルスチェックソフトなど様々です。
企業向けから、個人向けのソフトなど幅広く取り扱っています。
このサービスの利点は、コストパフォーマンスに優れていて、設定する手間がかからないという点です。
1本何万円もするソフトウェアを、会社などの全てのパソコンにインストールせずとも、事業者のサーバーにアクセスさえすればいつでも使うことができます。
ほとんどのソフトが月額料金で提供されているので、初期費用が安いうえに追加で料金を支払う必要もありません。
また、ソフトのメンテナンスやバックアップも「ASP」側が対応してくれるので、利用する時に問題が発生しにくいということも利点のひとつです。
ただし注意点が2つあります。
1つ目は、「ASP」のサーバーにたくさんの人がアクセスすると、動作が重くなることがあります。
2つ目は、情報の機密保持を「ASP」側に任せることになるので、自社でセキュリティ管理ができないという点です。
ASPを使った文章・使い方
1.ASPを利用して、あたらしいソフトウェアを導入する。
2.あそこのASPはセキュリティが万全なので信頼できる。
20年前はプログラマ>インフラエンジニアだったけど、10年前からASPなどのWEBサービスが出てきたから、プログラマの需要が減り立場が逆転した。
今やクラウドでインフラエンジニアも危うい。— おすぎやん@NINL (@osugiyan1024) 2019年2月8日