
モルゲッソヨ
2018年に開催された韓国・平昌五輪をご覧になった方は多いと思いますが、同じ時期にネットで話題となった「モルゲッソヨ」という言葉をご存知ですか?
韓国語であることは間違いないのですが、ここでは別の意味を持ちます。
今回はネット上で話題となった「モルゲッソヨ」について解説していきます。
モルゲッソヨの意味
「モルゲッソヨ」とは韓国・平昌のメインプレスセンター前に設置されている3体の男性像の通称です。
見た目はいわゆるマッチョ体型で全裸、頭にだけ袋のようなものをかぶっています。
平昌五輪の開幕前に、ある記者がこの像についての記事を掲載したことがすべてのはじまりです。
取材のために韓国・平昌に来ていた記者は、オリンピックには似つかわしくない3体の像を不思議に思い、近くのボランティアスタッフに「この像は何なのですか?」と聞ききました。
すると誰もが口をそろえて「モルゲッソヨ(わかりません)」と答えたそうです。
記者はこのエピソードをもとに、写真付きで記事を掲載しました。
この記事がネット掲示板の5ちゃんねるで取り上げられると、すぐにAA(アスキーアート)が作られ、あっという間にネット上に広がっていきました。
「モルゲッソヨ」という言葉が、このキャラクターの名前であるかのよう扱われ、それがすっかり定着してしましました。
他のジャンルにも波紋が広がり、多くのイラストや動画などが作られるお祭り状態となりました。
この三体の像、正式名称は「弾丸マン」と言います。
作者は韓国の彫刻家である、「金知鉉(キム・ジヒョン)」という人で、「かっこいい身体、富、名誉等の人間の欲望」を表現した作品だと語っています。
本人に取材で「モルゲッソヨ」についてどう思うか聞いてみたところ、予想外の反応に戸惑いながらも「これはある意味モルゲッソヨなのかもしれない」とコメントしています。
モルゲッソヨを使った文章・使い方
1.モルゲッソヨがノリノリで踊っている
2.金さんがモルゲッソヨを作った。