「ニキ」とは?意味や使い方を解説!

ニキとは

「○○ニキ」など、人名のあとにくっついて使われることもある「ニキ」。

日記の誤変換?ではありません。いったいどういう意味なのでしょうか。

ニキの意味

簡単に言うと、「ニキ」は「兄貴」の略称です。「アニキ」の下2文字を取った敬称ですね。

2ちゃんねるのなんでも実況J版(通称なんJ)から広まった言葉です。

特定の男性の苗字や名前のあとに、カタカナでつけて使われます(ひらがなはあまり見ません)。

ニキの由来

では最初に「ニキ」と呼ばれたのは誰でしょうか?

正解は、野球の金本知憲(かねもとともあき)選手です。

広島カープ、阪神タイガースで活躍した外野手で、のちに阪神の監督も務めた有名選手ですね。

彼は「連続イニング・連続試合フルイニング出場数の世界記録」保持者であり、さらに「連続無併殺打の日本記録」保持者でもあります。

試合でタイムリーヒットや特大ホームランを決める勝負強さはもちろん、仲間やスタッフへの気遣いもうまく、チームメイトのみならずファンまで彼を「兄貴」と呼んで慕いました。

そのため実況板でも、「ニキ」が頻繁に登場するようになります。

そこから転じて、頼りになる男性を「ニキ」と呼ぶようになりました。

ニキの派生語

「ニキ」とよく似た「ネキ」もあります。
これはみなさんお察しの通り、「姉貴」の略です。「ニキ」の女性版ですね。

同じように、特定の女性の苗字や名前の後につきます。

女性でも、男性に負けず劣らず頼りになる、カッコいい「姉貴」はたくさんいますが、あまりにカッコいいため、逆にわざと「ニキ」をつけられる女性もいるようです。

レスリングの吉田沙保里選手や、なでしこジャパンの澤穂希選手など、アスリートが代表例でした。

そのほか、「ヤニキ」という言葉も生まれました。

これは2008年、金本選手がベンチ裏でタバコを吸っていることが発覚したためで、タバコのヤニと合わせ、蔑称のような扱いになってしまいました。

さらに、城島健司を「ジョニキ」、マニキマット・マートンを「マニキ」、ランディ・メッセンジャーを「メセニキ」と呼ぶなど、阪神の大物選手の名前に「ニキ」がつく傾向もあります。

基本的に敬称ですが、あることを得意げにひけらかす人に対しても、「ニキ」「ネキ」とつける、皮肉めいた揶揄的な使われ方もされます。

蔑称かどうかは、文章の流れから読み取るしかありません。

いかがでしたか?

頼りになる相手なら、目上でも年下でも、幅広く使える「ニキ」「ネキ」。心の中でこっそり呼ぶのにも使えます。ぜひ覚えておきましょう。