
ミュートとは
パソコンのスピーカーの調節で、音量がゼロになると出る「ミュート」の文字。
あるいはスピーカーアイコンを一発クリックで「ミュート」になって、動画や楽曲の音が消えることもありますね。
しかしミュートとは、そもそも何なのでしょうか。
ミュートの意味
ミュートとは「テレビやスマホなどの音を出さない」という意味です。
テレビのリモコンやパソコンの動画サイトで「消音」ボタンを押したり、スマホや携帯をマナーモードやサイレントモードにしたりする状況のことですね。
ともあれ、ミュートという表示が出たら、消音という意味になります。「消音」よりわかりやすい響きかもしれませんね。
ミュートの語源
「ミュート (mute)」 本来の意味は、「無音」「沈黙」を意味する音楽用語です。
静かな楽曲の演奏の際や、曲にメリハリをつけるために、何らかの方法で音を弱める奏法のことです。
ここから「楽器の弱音器」、つまり楽器の音を弱めるために、楽器に直接取り付ける機械のことを指すようにもなりました。
なので音を出さないという意味で使われるのです。
ツイッターなどSNSでのミュート機能
ミュートにはもうひとつ意味があります。
それはツイッターやインスタにおける「ミュート機能」です。
上記二つと違って、音はさほど関係ありません。
ツイッターやインスタにおけるミュートは、「自分がフォローしている特定ユーザーアカウントの投稿(ツイート)を、一時的に非表示にする」ことです。
非表示というだけなので、ブロック、アンフォローとは異なります。そのユーザーのフォローは、したままになっているのですからね。
ブロックしてしまえば、相手もこちらに繋がらないわけですから、ブロックしたことがばれてしまいます。
しかしミュートするぶんには、相手にはわからないので安心です。
不愉快なツイートが連続するような環境でも、ミュート設定したら楽になるでしょう。
(もちろん解除もできます)
いかがでしたか?
パソコンのミュート表示はよくお目にかかるかもしれませんが、
今では音声以外にも、幅広い意味で「ミュート」が使われているのですね。
ミュートの使用例
「電話がかかってきたので、その間はテレビをミュートにする」
「音声が邪魔なので動画をミュートにした」
「寝ている間は、スマホの音量をミュートにしている」
「講義中はミュートにしていたので、メールに気づかなかった」などの使用例があります。