
スペ体質
「スペ体質」とはスポーツ選手で、特にサッカー選手と野球選手に対して使われる単語です。
インターネットをよく使う方はご存知の方もいるかと思います。
知らない方にとっては、耳慣れない専門用語のようにも見えるかもしれません。「スペ体質」とはどんな意味で、どんな使い方をする単語なのでしょう。
由来とともに見ていきます。
スペ体質の意味
「スペ体質」の意味は「怪我をしやすい体質や、貧弱な体質」を意味します。略語であり元は「スペランカー体質」です。
ゲーム好きの方だとピンと来る方もいるかもしれません。そうでない方には、まだ難しい専門用語に見えるでしょうか。
この「スペランカー」の由来ですが、ゲームの主人公から取られています。「スペランカーというゲームの主人公である、スペランカー」が由来です。
「スペランカー」はゲーム史上最弱のキャラとされています。
小さな段差を降りただけで死んでしまうような、非常に弱い設定なのです。
この「スペランカー」からとり、スポーツ選手で身体の弱い方や怪我をすぐにする方を「スペランカー(のような)体質」と呼ぶのです。それを略して「スペ体質」となります。
主にシーズン中に繰り返して怪我をして、途中から何度も離脱する方を指します。
また、大怪我でシーズンの大半を棒に振る方のことも指すのです。
注意点としては、年齢を重ねたベテラン選手の体調不良にはあまり使われていない点が挙げられます。
比較的若いにも関わらず、怪我などでの離脱が多い選手に使われる傾向です。
動詞化して「スペる」の形で使われることも多いので覚えておきましょう。
スペ体質の使い方
「スペ体質」を使った例文を紹介します。
1.あの選手はいつもシーズンの半分を棒に振っている。
まさしく「スペ体質」だろ。
2.自分は子どもの頃から「スペ体質」に悩まされている。
3.大事な試合前に「スペる」のが当たり前になってないか?