
キボンヌ
「キボンヌ」という単語はご存知ですか?
インターネットの掲示板などを使う方は、懐かしさを感じる方もいるかもしれません。由来を知ればどのくらい前の言葉なのかが分かります。
既に死語認定されているほどに古くなった言葉です。ただ、未だに意図して使う方や、懐かしのネタに使う方も見かけますので意味は知っておきましょう。
「キボンヌ」の正しい意味と由来、使い方までを紹介します。
キボンヌの意味
「キボンヌ」の意味は「〜を希望する」となります。
「〜をちょうだい」「〜をくれ、ください」といったニュアンスで希望を意思表示する際に使用されます。

キボンヌの由来を見ると、いつ頃の言葉なのかが分かります。「キボンヌ」の由来はシドニーオリンピックです。
シドニーオリンピックの100mハードルの選手で、「金沢イボンヌ選手」という方が出場していました。
この「イボンヌ」という名前に当時の人もインパクトを受けたようです。
その内に誰かが「〜を希望する」と言う時に、イボンヌ選手をもじって「キボンヌ」として使ったことが始まりです。
この「キボンヌ」は掲示板などでも非常にウケたために、広く使われるようになりました。
シドニーオリンピックとは2000年の夏季オリンピックです。ミレニアムの年に流行りだした言葉となります。
そのくらい前の言葉というのも覚えておいていいかもしれません。
2011年頃には「キボンヌ」は死語認定がされるようなコメントが多く出ており、既に死語扱いとなっています。
キボンヌの使い方
「キボンヌ」を使った例文を紹介します。
1.声優の写真「キボンヌ」。激しく「キボンヌ」!
2.吉野家行ったら、皆んなでお茶「キボンヌ」って言おうぜ。
3.あのゲームの続編「キボンヌ」。
復刻!復刻!キボンヌ
— あめ (@gami_max) 2019年2月17日