
恵体
「恵体」という言葉をご存知ですか。もとはネットスラングの1つでしたが、最近では漫画のセリフにも使われるなど広く知られるようになってきました。ここでは「恵体」についてその由来も含め説明していきます。
恵体の意味
「恵体(めぐたい)」とは文字が意味するごとく「恵まれた体」のことを指します。その他恰幅がいいさまを指します。
「けいたい」「えたい」と読まれることもあり、はっきりとは決まっていないようです。
この言葉は2010年頃2ちゃんねるの掲示板「なんJ(なんでも実況ジュピター)」で生まれたいわゆる「なんJ語」の1つです。
もとは東京ヤクルトスワローズの畠山和洋選手に対する蔑称である「恵体糞打(めぐたいくそだ)」からきており、これは「恵まれた体格から糞みたいな打球を放つ」ことを意味します。
2000年に畠山選手が入団するもそこから10年近くたっても目立った成果を残せずにいたことで、その強打者のような立派な体格から繰り出される力のない打球をあげつらってこう呼ばれるようになりました。
現在では似たようなタイプの選手を揶揄する際に用いられています。
ちなみに「恵体糞打」も「けいたいふんだ」「えたいふんだ」など人によって読み方は様々なようです。
そんな畠山選手でしたが、この言葉が広まった2010年夏ごろから畠山選手の活躍が目立つようになり、逆に「恵体豪打(恵まれた体からの豪快な打球)」と称賛されるようになりました。
恵体を使った文章・使い方
1.最近の恵体な野球選手と言えば大谷翔平だ
2.ついに恵体豪打キター!
#由宇球場 #カープ ルーキーシリーズ#正隨優弥 選手 恵体すぎる…
— シキナ (@Kubler5Ross) 2019年5月20日
あの #小園海斗 選手が泥だらけになって野球してるんだよ…#大盛穂 選手 負けん気強そうな顔つきからのぽっけ🐇うさぎさんが可愛い💕 育成の選手って道具にNo.入れてもらえてないから手書きなのか
居残り守備練の #中神拓都 選手 pic.twitter.com/ubEIhgPshV