サンガツ
「サンガツ」は聞いたことがある方も多いかもしれません。
しかし由来や正しい意味まで、理解している方は少ないのではないでしょうか。
由来が少し複雑になりますが、「サンガツ」をしっかり理解していきましょう。
サンガツの意味
「サンガツ」の意味は「ありがとう聖人」あるいは単に「ありがとう」となります。
聖人とは人格や徳行に秀でた、理想的な人物として崇拝される人のことです。
なぜこんなややこしい意味になるのかというと、誕生したのが2ちゃんねるのなんJだからです。
主にありがたいとレスをしてくれた人に対して「サンガツ」を使っていました。
また2ちゃんねるでは、まともなレスをつけるだけでも聖人扱いを受けるところなのです。
そういった背景もあり、意味は「ありがとう聖人」となります。
サンガツの由来
「サンガツ」の由来を知ることで、よりこの単語を知ることができます。
「サンガツ」とは「サンキューガッツ」の略なのです。
ここでのガッツは日本ハムファイターズの小笠原 道大選手を指します。
2ちゃんねるのなんJでは当時、小笠原選手のAA(アスキーアート)が流行っていました。
またそのAAはありがとうと共に使われることが多かったのです。
小笠原選手はガッツ溢れるプレーで有名でした。
他の選手からもガッツ君とあだ名が付けられる程です。
つまり「サンキューガッツ」のガッツとは小笠原選手のことを指すのが由来なのです。
当時の流行りと、勢いでできた単語です。「サンガツ」はありがとうを表すネットスラングと覚えましょう。
サンガツの使い方
「サンガツ」を使った例文を紹介します。
1.要望のあった画像をアップしたよ。
「サンガツ!」
2.前スレが埋まったので新しく立てました。
「イッチサンガツ!」
ほぼ使ってなかったからわからんかったわサンガツ
— アノマリリスぶるう (@deus_ao) 2019年2月17日