よき
皆さん、「よき」という言葉を聞いたことがありますか?
最初は、古典に出てくる言葉として知ったのではないでしょうか?
古典での意味は「よい」という意味です。
何百年も昔に使っていた言葉が、再び現代社会に復活しました。
今では、若者言葉として女子生がよく使っています。
それでは、「よき」について、意味や使い方を詳しくご紹介していきます。
よきの意味と使い方
「よき」とは、「良い」とか「良いね」という意味です。
使い方としては、「良い」の代わりに使えば問題はありません。
「よき」は、形容詞「よし」の連体形なので、文法的には間違った使い方ではありません。
でも、一般の方は聞き慣れない表現なので違和感を持ってしまいます。
2016年に高校生の間に流行ったことでネットでも注目されました。その年の女子高生流行語大賞に「卍(まんじ)」とともに選ばれています。
高校2年生になって授業で古典を学び始めたことがきっかけかもしれません。
現在の若者、特に高校生は「よきかな」とか「よきよき」と重ねて使うなどいろいろな表現で使っています。
若者たちは、「よき」などの言葉を女子高校生風にアレンジしてから、テンポよく2回重ねて使うのが主流です。
たとえば、「よきよき」という風に使います。実に、若者たちは発想が豊かですね。
平安時代の貴族ような気持ちになり、心にゆとりが生まれる言葉なので、心にゆとりがない現代社会に「よき」という言葉が流行ったのでしょう。
「よきよき」という表現はTwitterなどのSNSでも使われています。
特に感想を述べる場面で多く使われています。
よいと感じた時に使われています。
よきを使った例文
1.「明日の待ち合わせなんだけど、現地集合にしない?」「よきよき」
2.「あいつイケメンだね!?」「よきよき!」
3.「あの人、かっこいいね!」「よきよき!マジよき!」
吸収〜カリウム入ってるしよきよき🙆🏻👌✨🥝🥝🥝 pic.twitter.com/KtSUmxH22F
— ᴍᴀʀɪɴ (@Chan_x_D) 2019年1月26日